3月16日、北九州空港は開港8周年を迎え、これを記念して感謝祭が催され、そのイベントへの参加要請があり、出かけました。
 当日は少し寒くはありましたが晴天に恵まれ、ターミナルビルロビーからは、霞がかかって中国地方の山々は見えませんでしたが、眼下に見る周防灘は柔らかな春の日射しを浴びてキラキラと輝き、のどかな雰囲気が漂っていました。イベント広場では、東朽網地区の有志による餅つきの実演販売、中津名物「からあげ大吉」のからあげ、小倉が発祥の地とされる「お好み焼きいしん」による焼うどんなどの実演販売が行われ、お昼頃には長蛇の列ができるほどの大層な賑わいとなりました。館内1階では、今話題の「あっ官兵衛」(あっかんべー)ふくおか官兵衛くんなどの出演する「ゆるキャラ集合」が行われていて、キャラクターに子供達が抱きついたり、中には記念写真を撮る親子もあってあちこちで歓声があがったりしていました。2階ロビーでは新日鉄住金マンドリン合奏団によるマンドリン演奏、小倉祇園太鼓保存振興会による祇園太鼓の実演もあり、イベントは大いに盛り上げっていました。3月9日には201号バイパス苅田二崎⇔行橋吉国の開通、3月23日には東九州自動車道、苅田北九州空港IC-行橋北が開通するので北九州空港はより便利になったと主催者(北九州空港ターミナル㈱)はアピールすることが今回の感謝祭の意図であったようです。確かに今回のイベントは楽しさいっぱいで主催者の計画した来客数は確保されたのではないかと思います。アクセスが便利になったとはいえ、発着便が東京往復だけでは淋しすぎます。スターフライヤーは再建途上にありますが、早く立ち直ってもっと多様な便が確保されるようになって欲しいと思います。
 今回のイベントに参加して、青豊高校生徒の提案によるものなど130食の弁当を午前11時頃には完売し、「道の駅」豊前おこしかけの存在が広く周知されていることが確認できたことは大きな収穫でした。しかし、目下の課題は東九州自動車道が全線開通した時に、わが道の駅が一つの通過点になってしまう、そうならない為に何をどうすればよいかという事です。北九州市など身近なマーケットをより確実なものにして、福岡市とその近郊のマーケットや中国地方のマーケットは距離的には変わらないが時間的には近くなるので、これらどう取り組んでいくのかという戦略が、今問われているのだと思います。より安心、安全で新鮮な農水産物の確保、地域しかない差別化された商品の品揃えなど基本に忠実な取り組みが、今改めて問い直されているのだと考えています。