農家の庭先では、木槿や芙蓉が雨に打たれながらも可憐な花を咲かせています。例年ですと、お盆を過ぎた今頃でも日がいりいりと照りつける猛暑が続いているのですが、今年は天候不順で気温も低く雨天の日が多い。その為野菜類の出荷が少ない。トマト、キュウリ、スイカなど7月の出始めの夏は品質も良く、出荷される量も順調でしたが、お盆頃になるとキュウリ、スイカなどは蔓枯れか店頭での数は極端に落ち込み、トマトなどは玉割れが生じて商品にならないし、ナスも色褪せするものが目立つようになりました。このところ2日程雨も少ないので若干回復しつつあるようですが、キャベツ、レタス等の葉ものは店頭ではすっかり姿を消してしまいました。
 果物では、豊前特産のいちじくは大変苦しい状況にあります。例年ですと、「蓬莱柿」はお盆頃には最盛期に入っているのですが、今年はこの気象状況で生育が遅い上に、熟れても割れ目から雨が入って腐敗して商品にならない。厳選してこのところ漸く少しずつですが、出荷されるようになっています。一方「とよみつひめ」は、蓬莱に比べて雨にも強く例年通りとはいかずとも何とか数量は確保できています。それでも廃棄する量は例年より多いということです。
 桃、梨、ぶどうは、いちじくと比べて出荷は順調です。お盆の帰省客などにいちじくに代わってお土産としてもたくさん買っていただきました。
 肝心のお米のこと。「ミルキークイーン」8/20から発売をしています。今夏は雨の為収穫は1週間程度遅れました。日照不足で品質が懸念されましたが、検査の結果は1等米。試食してみましたが、出穂期の夜温が低かったからでしょうか食味も上々。自信をもっておすすめできます。
 「夢つくし・早期米」は、田圃がぬかるんで収穫作業が遅れていますが、8月末には販売できそうです。「夢つくし」は福岡県の開発した独自のブランド米で、気象状況にも左右されにくく、病気にも強く生産者にとっては作りやすく安定した品種とされています。食味もよく、農家も自信をもって生産に励んでおられます。
 轟の里棚田米、れんげ米、ひのひかりは9月下旬に入荷の予定。
 秋の行事「彼岸花とそばの花めぐり」9月25日(木)の実施予定で関係者と調整中です。改めてご案内させていただきます。