9月25日(木)「彼岸花とそばの花めぐり」を実施します。当日は横武町挟間にある千手観音立像を拝観します。観音堂の扉は通常は閉ざされているのですが、千手観音保存会にお願いして開扉していただくことにしました。千手観音といえば奈良唐招提寺が有名です。私も訪れたことがありますが、南大門をくぐって白砂を敷き詰めた境内の中央に金堂がある。その内陣に薬師如来、盧舎那仏と千手観音が並んでおられる。唐招提寺が天平時代に建立されたといわれます。

 『千手観音は、正式には千手千眼観世音菩薩と呼び、このふしぎな像はあきらかに密教的なものです。密教は平安時代に入って空海や最澄によって日本に伝えられ、盛んになったが、こうした密教的な仏像が天平時代に既に造られていたというのは大変面白いことです。』(魅惑の仏像―毎日新聞社)

 豊前市教育委員会によると、(その昔、この地にあった岩屋山泉水寺の御本尊がこの千手観音といわれている。泉水寺は山岳修験の山として栄えた求菩提六峰の一つ、松尾山の末寺で堂内には千手観音立像と不動明王座像、さらにもう一体を併せた三尊が祭られていたといわれますが、現存しません。この千手観音立像は、平安時代後期の作としては洗練された秀作といわれます。)とあります。この観音像には密教的な奇怪性や薄気味悪さはなく、むしろ童顔に近い表情には親しみやすさすら感じます。平安時代に既にこの地にこのような観音様が存在したこと自体に、驚きの念を感じざるを得ません。「千」は広大無辺を、「手」は働きという意味があるといいます。これから考えると仏界の中であらゆる法力を持つ仏を選ぶとするならば、この千本の手を持つ千手観音だといえるのではないでしょうか。かつて当地では善男善女達の横武の観音様詣でが盛んであったのではないか。その中に、母乳の出が悪い母親がこの湧水でお粥を炊いて食べたところよく出るようになったという伝説から別名「乳の観音」とも呼ばれています。当日は自分の健康のこと、子や孫の将来のこと、日本の行く末のことなど日頃思っていることを仏様と虚心坦懐に語り合ってはどうでしょうか。

「彼岸花とそばの花めぐり」参加者募集要項
・日  時  平成26年9月25日(木)10:00~15:00
・集合場所  「道の駅」豊前おこしかけ
・会  費  一名様1,500円 バス代、食事代、入浴料を含む)当日受領
・募集人員  30名(9月21日までにお申し込み下さい。但し、満員にな り次第締め切り)
・応募方法  電話(0979-84-0544)又は FAX(0979-84-0545)
当日のスケジュール
道の駅ドーム入口受付(10:00) → 出発(10:20) → 乳の観音(10:30) → 移動(11:10) → 轟の棚田彼岸花(11:30) → 枝川内そばの昼食(12:20) → 移動(13:10) → 卜仙の郷入浴(13:30) → 移動(14:20) → 道の駅着解散(14:50)